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「書籍・雑誌 2008」のアーカイブ

2008年5月 8日

中村景児さんの絵本

母の高校の同級生に、中村景児さんという絵本の作家さんがいらっしゃって、先日鹿児島で個展が開かれた際、母から僕の息子の話を聞いたらしく、絵本を何冊も送ってくださいました。ありがとうございます。

景児さんの本は、僕も子どもの頃読んでいて、いただいた本を見て懐かしい気持ちになりました。僕が子どもの頃には発売されていない、新しい本がほとんどでしたが、絵柄がなんか懐かしいんですよね。

長男はさっそくピーマンマンの絵本が気に入った様子。

静かだなーと思ったら、絵本を一生懸命ぶつぶつ言いながら読んでいるときがあります。そーっと声を聞いてみると、ちゃんと自分で話を作っているようでした。

いっぱい読んであげないとなー。

ピーマンマンのありがとうっていえるかな (まほうのP・P・Pランプ)
さくら ともこ
PHP研究所
売り上げランキング: 367153
おすすめ度の平均: 4.0
4 お友達を意識し始めた子どもにぴったりです。

2008年4月 2日

社長 島耕作

5月ごろに、モーニングで連載中の「専務 島耕作」が「社長 島耕作」になるそうで。

最近の常務だ、専務だってあたりは、正直タイトルが変わったくらいで仕事の内容は大きく変わらなかったけど、社長になったらどうなるんだろうなぁ。

島耕作はサラリーマンの生活をリアルに描いて人気を得た、みたいな紹介記事があったけど、うそうそ。

リアルになんか描かれてないでしょ。部長以降のシリーズでは、実際のニュースとかに絡めた話が物語の中に登場して、ちょっとしたお勉強になっていたくらい。

時事問題を得意とする弘兼さんのことだから、社長のあとは、会長、政治家、そして老後の介護問題を取り上げた「老人 島耕作」みたいなところまで行くんじゃないかな。いや、むしろ行ってほしい。

2008年3月31日

3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代

3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書 (708)) 」を読みました。

戦後の「昭和的な価値観」から脱却し「平成的な生き方」を指南してくれる一冊です。

入社して以来感じていた、ある種の「違和感」の正体が、的確な分析と的確な言葉で暴かれて行くのは読んでいて気持ちがよいです。また、今のままの生き方でよいのかと、強く自問させられました。

イメージとしては、映画「マトリックス」の中で、モーフィアスがネオに赤いピルと青いピルを見せて、「どっちを飲むんだ?」と迫るシーンが思い浮かびました。このまま昭和的価値観の残る会社で、敷かれたレールの上を走るのか、それとも平成的な生き方を選択するのか。

また、"昭和的価値観4「IT企業は3Kであるということ」ー企業ではなく、IT業界に就職したという意識を持つ男"の章では、色んなところで語られている日本のSI業界の問題点がうまくまとめられていて、読むほどに納得。会社ではなくIT業界に就職した意識というのは本当に重要だと思います。これがないと、どんなに優秀な人でも、狭い社内で井の中の蛙になってしまいます。

これに関連して、"昭和的価値観17「人生の大半を会社で過ごすこと」ー職場にはりついているように見える日本男子の人生"のところでは、「特に三〇代以降の男性労働者」の「職場以外でのネットワークの弱さ」を指摘されます。確かに自分の周りを見渡して、社外に強いネットワークを持っている人は、活き活きしているし、社内で発生する様々な事態も社外の出来事と比較して客観的に見られるような気がします。

転職だ起業だと言う話になると、親や上司から「甘い」「外じゃやっていけない」というネガティブコメントが飛び出すことがよくありますが、そもそも彼らとは価値観の違う世代であるということを肝にめいじておきましょう。


3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書 (708))
城 繁幸
筑摩書房
売り上げランキング: 81
おすすめ度の平均: 4.0
4 正義は語るが真心はない、残念
4 学歴社会は本当に崩壊したのか!
4 城繁幸吠える
5 既存秩序への挑戦
5 混迷の時代に「働く」ということを真剣に考えた取材・考察の書

2008年3月17日

和田竜 "のぼうの城"

のぼうの城
のぼうの城
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和田 竜
小学館 (2007/11/28)
売り上げランキング: 164
おすすめ度の平均: 4.5
5 信じるものに命を懸ける・・・。ドキドキそして最高に気持ちいい。
4 でくのぼうという異才
5 魅力的な戦い方

装丁が漫画っぽいですが、れっきとした時代小説です。

百姓達から「でくのぼう」の「のぼう様」と呼ばれ、親しまれていた成田長親が、石田三成率いる秀吉二万の軍勢を、「人柄」という武器だけで退けるというお話。

普段、歴史小説はあまり読まないのですが、王様のブランチで紹介されていて、おもしろそうだったので読んでみました。

紹介されていたとおり、面白くてぐいぐい引き込まれてしまいます。

やっぱ「人柄」って重要ですよね。自分の人柄の魅力をよーく分かって、それを上手く使ってものごとを解決していけるというのは、知識や技術で解決していくよりも難しいものです。

確かに「この人のためなら」と思わせてくれる人って、なかなかいないですからね。

 

ページ数が少なく、読みやすい文章なので、普段歴史小説読まないと言う人にもオススメの一冊です。

2008年3月15日

東野圭吾 "流星の絆"

流星の絆
流星の絆
posted with amazlet on 08.03.15
東野 圭吾
講談社 (2008/03/05)
売り上げランキング: 5
おすすめ度の平均: 5.0
5 100点満点
5 映画を見ている様だ
5 爽快感

東野圭吾の新作を一気読みしました。

とある晩に、両親を惨殺された3兄弟が、犯人に復讐しようとするのですが、妹が犯人の息子に惚れてしまい、計画が徐々に狂っていくというお話。

相変わらずのストーリーテリングぶりで、ぐいぐい物語に引き込まれます。

伏線の張り方も絶妙で、最後の謎が解明されるところでは、「え!? そこが伏線だったの?」と驚かされました。

相変わらず、東野圭吾に外れなし、です。

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