« お食い初め | メイン | GAME »

忍びの国

のぼうの城 」でデビューした和田竜さんの第2作目「忍びの国」を読みました。

前作同様、スペクタクルあり、謀略ありのサスペンス時代小説に仕上がっています。

忍びの国というタイトルからも分かるように、今作の舞台は、忍者で知られる伊賀の国。隣国である伊勢の国をとった織田軍と、伊賀忍者軍団の争いを描いた物語です。

忍者ということで、手裏剣やまきびし、土遁(どとん)の術など、はっとりくんで知った様々な忍術が登場します。奇抜にならないよう丁寧に書かれていますが、史実やリアリティを重視して時代小説を読む人にはちょっと向かないかもしれません。

逆に、そうでない人は、かなり楽しめると思います。そのうち映像化されそう。

ドラゴンボールのように、タイマン勝負の最中に、体から何キロもあろうかという鎖帷子(くさりかたびら)を外し、「今まであんな重たい物を身につけて、あそこまでの体術をこなしていたのか!!!」「これを脱いだらどれだけ速くなるか、俺にも分からんぜ、ふふふ」(台詞は小説中のものではありません)みたいなシーンがあって、にやにやしてしまいました。

忍びの国
忍びの国
posted with amazlet at 08.06.08
和田 竜
新潮社
売り上げランキング: 134