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本編もよいが、特典映像が出色
最高によかった
凹んで立ち直れませんいやー、おもしろかった、おもしろかった。
コメディ色の強い映画を作る周防監督が、数年ぶりに撮ったのが痴漢冤罪映画って聞いたときは、「えっ、まじで」と驚いたけれど、実際見てみて納得の出来映えでした。
痴漢に間違えられた主人公が、裁判で無実を勝ち取ろうとする物語で、プロットは超シンプル。
ただ、随所に日本の裁判事情がちりばめられ、綿密な取材を元にして書かれた緻密な脚本であることが分かります。
日本の法廷映画としても珠玉の一本ではないかと。その争う内容が痴漢冤罪というところも、日本らしいテーマですよね。
この映画で、僕が一番感心したのは、「実際に主人公がやったかどうかが見ている人にも分からない」という点。ストーリー展開上、「やってない」のは分かるんだけど、真犯人が触っているところとかの映像がないので、見ている人は途中で「もしかしたら、実はやってました、ってオチじゃないの?」と考えてしまいます。主人公にかなり肩入れしている観客ですら、裁判のように「提示された証拠から有罪か無罪かとりあえず決める」ことになると、100%無罪と言い切れない歯切れの悪さ。そういう気持ちを、観客の中に再現させているってところが、さすが周防監督です。
事前に映画の情報を仕入れると、映画の楽しみが半減するという人がいますが、この映画に関しては、周防監督が日本の痴漢冤罪の現状を綿密な取材の元描いた作品、ということを知っておいた方が、素直に楽しめるかもしれません。
というのも、一緒に見ていたお義母さんが、映画序盤の刑事が「お前がやったんだろ!」と厳しく問いつめるシーンで、「いやぁ、この人もグルなんちゃう?」と、完全フィクションの視点で見ていて、間違った方向で映画を見ようとしていたのです。すぐさま訂正しましたが、確かに2時間もののサスペンスドラマだったらなくはない展開だなと。
それにしても、痴漢冤罪はほんと恐ろしいですね。
満員電車に乗るときは、男性諸君は厚手の手袋をオールシーズン着用することをおすすめします。

コメント (5)
私は映画館でこの作品みました。
本とに、終わった後も、はっきりしない感じが歯切れ悪いよね。
でも、みるべき作品だなと思いました。
Posted by: fuyo | 2008年3月 2日 11:30
なんとなく電車乗るときは両手でつり革つかむか腕組みするかしてるなぁ。
偶然お尻に手が当たってしまった事があって、それだけでもえ?って思うくらいすごい睨まれた。それだけナーバスになるくらい痴漢が多いのかもしれないね。
遅ればせながら次男君誕生おめでとう。
Posted by: hrio | 2008年3月 2日 22:18
>fuyo
歯切れの悪い感じだからこそ、後からじわじわと来るんだよね。
男性と女性では見方ががらっと変わる映画だなと思ったよ。
>hiro
電車の中は気を遣うよねー。
俺も女性が近くにいたら誤解を招かないよう必死だよ。
お祝いの言葉、ありがとう!
Posted by: Chris | 2008年3月 3日 23:50
見たいと思ってたので、見てたんだけど、スノボ後に18時ぐらいから飲んでたので、始まって10分ぐらいで、オチてしまった。
今度DVDを借りてみよう。
ちなみに、混んだ電車に乗った時は、両手で吊り輪を持つようにしてます。
Posted by: moringa-Z | 2008年3月 7日 02:06
両手でつり革かー。俺も近いかな、それに。女性の近くにはいかないってのが一番良いんだけど、混んでいると、そううまくいかないときがあるからね。
Posted by: Chris | 2008年3月13日 23:59