2004年の「『このミステリーがすごい!』大賞」を受賞している作品。
本屋に単行本が並んでいた当時から、ちょっと気になっていたのですが、最近文庫化されてようやく読むことができました。
なんというか、読者の思いこみの盲点を突いたトリックで、うかうか読んでいると、終盤で「え? あれ?」と鈍器で殴られたような衝撃を受けます。
主人公の口調、行動、職業、住まい、会話の内容すべてが、このトリックのためにあると言っても過言ではないです。
たぶん好き嫌い分かれるだろうなぁ。
amazonの書込を見ても、良かった派といまいち派でくっきり分かれてますからね。
確かに、ぱっと見トリック重視の作品のようにも見えますが、その裏には、僕らが今後考えていかなければならない事象への示唆が込められていて、僕は好きでした、はい。
タイトルの「葉桜の季節に君を想うということ」という名前も、ちゃんと意味があります。
途中まで「なんでこのタイトルなんだろ」と不思議に思ってましたが、ラストまで読んで納得しました。
葉桜の季節に君を想うということ
posted with amazlet on 07.07.06
歌野 晶午
文藝春秋 (2007/05)
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楽しめましたが…
おどろいておわり
最後に大きな仕掛けがあります
