書店で「小説こちら葛飾区亀有公園前派出所」なる本を見つけました。
単なる漫画のノベライゼーションかと思いきや、表紙を見てびっくり。
そこには、「大沢在昌、石田衣良、今野敏、柴田よしき、京極夏彦、逢坂剛、東野圭吾」というミステリの名手の名前が!
これはすごいメンバーですよ。
この作家達が、自分たちの作品の世界に両津勘吉を潜り込ませるわけです。
大沢在昌は新宿鮫と共演させたり、石田衣良はIWGPのヒロトと共演させたり。
色物といえば色物ですが、両津勘吉好きでミステリ好きの僕のハートにがつんと来る一冊でした。
帯に、大沢在昌、石田衣良、京極夏彦のそれぞれの作品中での両津勘吉に関する描写がピックアップされていて、それを読むだけでもわくわくしてきます。
『鮫島は苦笑した。すべてにおいて型破りの警官だ』(『幼な馴染み』大沢在昌)
『偉大なる人類の祖先クロマニヨン人の骨格をした恐るべきスーパーコップだ』(『池袋⇔亀有エクスプレス』石田衣良)
『欲深くてこすっ辛くて、スケールは大きいが思慮は浅く、がさつで大雑把なのにやたらと細かく、だらしがなくて怠け者のくせにしぶとくてマメで、騒々しくて、乱暴で、凶暴で、非常識で、バカで、マヌケで』(『ぬらりひょんの褌』京極夏彦)
いやはや、こうしてみると同じ人物を描写するのに作者によって全く雰囲気が変わってくるものです。
これだけの豪華な作者をそろえていて、1冊1000円は安い!
ミステリ好きでこち亀好きな方は是非ともご一読を。
集英社 (2007/05/24)
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コメント (2)
すごく面白そう!
買ってみようかしら。
本屋で買うのはちょっと恥ずかしかも。
Posted by: fuyo | 2007年5月26日 15:50
おもしろいよー。
まあ、軽めのものを読みたいときにはおすすめです。
>本屋で買うのはちょっと恥ずかしかも。
そのときは是非amazonで。(僕のアフィリエイト経由で、と宣伝してみたり)
Posted by: Chris | 2007年5月26日 23:43