映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」を観ました。
ハリー・ポッターシリーズの第4作目。これまでの作品はすべて、妻と一緒に劇場で観てきたのですが、子供が産まれたのでこの作品は劇場に行くことができませんでした。
ハリー・ポッターの熱狂的ファンというわけではなく、これまでのどの作品も見終わった後、「おもしろくなくはなかったけど、それほどのものじゃなかった」なんて感想が毎回出るんですが、続編が発表されるとつい見に行ってしまってます。
本作では、ハリーやロン、ハーマイオニーがかなり大人びていて、それに伴い内容もちょっとオトナなテイストが加わってます。ダンスパーティーに誰を誘おうかとドキドキしたり、自分の意中の人が他の人と仲良くするのを見て嫉妬したり、友人の成功を妬んだり。
CGによる表現も以前よりだいぶ向上しているんですが、昨今のファンタジー系の映画ブームで、なんとなく「見慣れ」ちゃってるんですよね、あの手の映像に。本当は「おお!」「わお!」と驚いたり感動したりするべきシーンで、そういう感情が沸き起こらないんですよね。ま、これは僕が単純に年をとって不感症になっているだけかもしれません。
僕みたいに原作読まずに映画だけ見ている人はまあ楽しめるかもしれませんが、原作の熱烈なファンは「なんであのシーンがカットされているんだ!」「あのキャラはあの役者のイメージじゃない!」と不満に思うことも多そうです。それはそれで楽しみ方の一つなんでしょうけど。
WikiPediaの「ハリー・ポッター - Wikipedia」のページには、ハリー・ポッターにまつわるこぼれ話が載っていて、読んでいると楽しいです。やはり訳にまつわる問題は結構多いんですね。
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