ER 9th seasonは波乱の幕開けでした。
第一話で、外科医として辣腕ふるっていたカウンティ総合病院の診療部長ドクター・ロマノが、救急ヘリのプロペラに巻き込まれて左腕を切断されてしまいます。
このシーン、予備知識なく見るとかなり衝撃的です。
リアルをウリにしている医療ドラマですから、腕が飛んだ後、「ガッデム!」なんて叫ぶこともなく、卒倒して反射的に嘔吐。この流れが異常にリアルです。
その場に居合わせたドクター達の緊急の処置でなんとか腕は繋がったものの、腕の機能はなかなか回復せず、結局21話で手術で切断してしまいました。
嫌味で怒りっぽく、病院中の人から嫌われていたキャラだけに、腕を失い、医師としてのアイデンティティが揺らいでいく様が、見ていて痛々しかったです。
その他、アカデミー賞男優ドン・チードルが、ゲストとして登場。パーキンソン病と闘いながら医師を目指す学生を好演していました。
8th seasonで主要キャストがこぞって降板し、カーターを中心とした新生ERとしてスタートした9th seasonだったのですが、カーターとアビー、プラットとチェンなどの恋愛模様を中心に持ってきたせいか、医療ドラマとしての魅力には若干欠ける内容だったと思います。
放送中にそういう意見があったのか、最終話では、ルカとカーターがボランティアの国際医師団に参加し、コンゴの奥地へでかけるというストーリーに。過酷な地での医療水準や、医療の現場が生々しく描かれていて面白かったのですが、これって「ER(緊急救命室)ではないよなぁ」と思ってしまいました。
<参照>
ER 7th season & 8th season (くりす流)
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