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獅童流 森の石松

会社のイベントで「獅童流 森の石松」を観てきました。


獅童流 森の石松

獅童流 森の石松


例年、このイベントの枠は、劇団四季の「ライオンキング」「マンマ・ミーア」に、アレグリアやブラスト!等、エンタメ色の強い舞台を観ていたので、「獅童流 森の石松」は果たして、と若干不安でした。中村獅童さんってことで、勝手に歌舞伎的なものを想像してたんですね。

ところが、幕が開けてびっくり。30分の休憩を挟んでの18時30分から22時まで3時間、笑いありアクションありの大冒険活劇で、存分に楽しむことができました。

主演の中村獅童さんは、喉の調子が悪く、声がちょっとかすれていて「こんなんで最後まで持つのか」と心配に思いましたが、さすがに歌舞伎で鍛え上げられた動きのキレは抜群で、見入ってしまいました。

芸能:MSN毎日インタラクティブのインタビューにあるあらすじには↓こんな風に書いてあります。

前半が現代、後半が江戸時代。石松になった石井は、一緒にタイムスリップした脚本家の松田こと三保の松五郎(橋本じゅん)とともに次郎長(笹野高史)の命を受け、金毘羅代参へ。現代で石井の周りにいた劇団員や関係者が、次郎長一家や敵方の都鳥の吉兵衛(ベンガル)一家となって登場する。「何かが欠落した男である石井が、現代にはない人情に触れ、人として成長していきます」
酒気帯び運転で約3カ月間の謹慎生活を送っての復帰の舞台となる。「ご迷惑をたくさんの方にかけてしまいました。反省しています。自分を見つめ直す時間にもなりました」。

中村獅童さん的には、劇団員達と一から芝居を作っていくことで成長した劇中の石井と、飲酒運転で仕事を干され今回の舞台で成長した自分自身とを重ね合わせる重いが強かったのでしょう。

そのためか分かりませんが、今回の脚本には演出の段階で大きく手が入ったようです。

5月か6月に会社で観劇者を募集していたときには、「酒に酔った演出家石井が、酩酊の末、自分の舞台のキャラクターを次々と演じていく」みたいな内容が書いてあったんですが、それが一転、チラシになると、原作付き(映画「森の石松鬼より怖い」)に変わっていました。

そのチラシも「・・・さらに石井と松田はその夜、公演の屋台の女将を訪ねると、そこで偶然鉢合わせた大御所脚本家・都(ベンガル)と口論になり・・・」とあるのですが、実際の舞台ではベンガルは大御所脚本家ではありませんでした。

脚本を手がけた劇団・東京セレソンDXのサタケミキオさんのホームページには、

稽古に入り、演出家の意向により当初サタケミキオが創作した脚本から変更が加わりました。 したがって全編サタケミキオが書いた作品という事ではなくサタケが書いた脚本を演出家が大胆に補綴した作品となりました。

と書いてあって、なんとなく「脚本は俺が書いたもんじゃないとアピールしているようにも思えます。

舞台の内容は、現代の舞台演出家・石井(中村獅童)と脚本家・松田(橋本じゅん)が、公演を3日前に控えた舞台(「森の石松」)の内容を巡って、地元のヤクザ(ベンガル)が経営する屋台のおでんやで一杯飲んだところ、急に雷に打たれて、江戸時代にタイムスリップし、石井は森の石松に、松田は松吉に成り代わってしまうというもの。

ベンガルの役どころが大御所脚本家から普通のヤクザに変わったのは、現代のライバル関係(新進気鋭の劇団の演出家と脚本家に対する大御所脚本家)を、江戸時代のライバル関係(森の石松と都鳥一家の親分)にダブらせようとしたところ、ややこしくなって上手くいかなかったからじゃないかなぁと。

ま、面白かったんで別にどんな経緯があってもかまわないんですけどね。

舞台は10月26日まで新橋演舞場でやっているので、興味がある方はお早めにどうぞ。

コメント (3)

オケムラ:

あ。うそ。
これ昨日だったんだ!?

知らなかった・・・
俺申し込んだのに、
チケット誰からももらってないし・・・

(部門内で影が薄くて、
 薄くていいやと思ってると
 こういうことになる)


昨日はやさぐれて
定時で仕事放り投げて帰ったから
見ようと思えば
見れたんだよな・・・

高岡早紀がキレーだった!!

>オケムラさん
見なかったんですかー!
結構面白かったですよ。
日記読みましたけど、だいぶやさぐれてましたね・・・。

>しのはら
確かに!