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ニッポンのマンガ―AERA COMIC

AERAの特別増刊「ニッポンのマンガ―AERA COMIC」を読みました。


AERA COMIC


「漫画は日本の文化です」。そんなことを誰かが言ったかもしれませんが、世界を見渡したときに日本ほど漫画が生活に密着している国はありません。

漫画のことを「ポンチ絵」と呼び、大人になっても漫画を読む世代をバカにする世代の方もいらっしゃいますが、漫画は子供のためのものと決めたのは一体誰なんでしょうか。漫画をバカにしている人に限って、漫画を読んでいないことが多いです。バカにする前に、まず読んでみましょう。最近は、実に多種多様な漫画が様々な層に向けて発信されています。大人好みの、重厚なストーリーと絵で魅せる漫画もたくさんあります。まずは手に取ってみましょう。

と、熱く書き始めてみましたが、本題は「ニッポンのマンガ―AERA COMIC」の話。

日本の漫画を変えたのは、間違いなく手塚治虫ですが、その後、現在活躍中の漫画家で一二を争う漫画家の浦沢直樹(「YAWARA」「MONSTER」など)と、井上雄彦(「スラムダンク」「バガボンド」など)の特集が組まれています。

浦沢直樹特集部分では、書き下ろしの「月に向かって投げろ」という短編漫画が掲載され、さらに手塚治虫、大友克洋から受けた影響などについて語っています。

井上雄彦特集部分では、氏と作家の重松清氏の対談が掲載され、「スラムダンク」執筆のきっかけや最終回のエピソード、「バガボンド」に対する想いが語られています。

その他、年代別の注目漫画や、著名人の漫画に対する想いを書いたエッセイなど、おもしろい特集が目白押しでした。

その中でもやはり、僕の青春に大きな影響を与えた「スラムダンク」の作者井上雄彦氏の対談はおもしろかったです。

僕のマンガは全部が「プロセス」なんで、常に決まった道を進んでいるわけじゃなくて、アドリブで話が展開している。

この話には驚きました。「バガボンド」は確かに吉川英治氏の原作を大きく離れて展開しているので、もしやと思ってはいたのですが、結構雰囲気で話の流れを決めているようです。

対談の記事だと、最終的に巌流島に行かないようなこともあり得るのだとか。確かに、今の展開で、大見得切って巌流島に行くというのもちょっと違うかなぁと。まあ、これも「流れ」で決まるので、なんとも言えないのですが。

なんかまた「スラムダンク」を1巻から読み直したくなっちゃいました。実家に置いていたあの漫画、捨てられちゃったかなぁ。

コメント (2)

hiro:

食わず嫌いって言うのかな。「漫画なんて」などという固定観念にとらわれていると、世の中にある「いいもの」と出会う機会を、自ら放棄してしまうことになってしまうよね。まずは手にとって、実際に体験してみることって、ほんとに大事だと思う。

食わず嫌いは良くないよね。
まあ、損をするのは食わず嫌いしている本人だけだから別に良いんだけどね。