恩田陸著「夜のピクニック」を読みました。
2005年の本屋大賞に選ばれた作品です。
一晩かけて80kmの距離を歩くという全校行事「歩行祭」。高校生活の最後を締めくくるこのイベントに、主人公の甲田貴子はある決意を胸に挑みます。
ただ「歩く」だけの行事なんですが、そういえば僕も小学生や、中学生、高校生の時に似たようなイベントがあったことを思い出しました。また、学生時代の「学園祭」や「修学旅行」といったイベントで感じる気持ちが、高校生の視点から描かれていて、「そういえばこんな感覚だったなぁ」と、改めて自分が歳をとったことに気が付かされました。
「親友」であれ、ただの「友達」であれ、或いは「仲間」であれ、人と人とが分かり合うということには、色々な壁があるものです。ただ、仲の良さや、信頼関係を一歩ずつ高めていくためには、相応の勇気と痛みが伴うものだと言うことを教えてくれる作品です。

コメント (3)
この本、僕も読もうと思って楽天ブックスで昨日注文しました。
Chrisさんが紹介してると気付いてたら、アフィリエイトから買ったのに。。ちょい遅かったです。
Posted by: taby | 2006年9月18日 16:27
う~ん、読んでみたいな…貸して(笑)
あ、でも本好きな人の本は借りにくいから、やっぱ自分で買ってみよう。
Posted by: hiro | 2006年9月18日 21:09
>tabyさん
おお、一歩遅かったですか、残念です(笑)。
感想のUP楽しみにしてますね。
>hiro
貸すよー。
本好きとは言っても、思い入れのある作家(東野圭吾、伊坂幸太郎)じゃなかったら、それほど本自体に執着はないので。
Posted by: Chris | 2006年9月18日 21:24