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ディック・フランシス「大穴」と「重賞」

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「奪回」に引き続き、会社の先輩からディック・フランシスの競馬シリーズ「大穴」と「重賞」を借りて読みました。

「大穴」は、元障害競馬騎手の探偵が、銃で撃たれて病院に入院しているところから物語が始まります。落馬事故により、片腕が不自由になって、人生に対して生き甲斐を見いだせない主人公が、とある競馬場を危機から救うために立ち上がるというストーリー。

落馬事故で片腕の自由を失ってしまった主人公が、事件解決を通じて人間的にも立ち直っていくという筋は、「ビューティフル・マインド」のロン・ハワードが監督して映画化したらおもしろそうです。

「重賞」は、馬主から不正行為でお金を巻き上げていた調教師と、その馬主が馬を取り合うという話。「大穴」や「奪回」のようは派手さはないですが、良く練られたプロットで、ソダーバーグ監督が「オーシャンズ11」のタッチで映画化したらおもしろそうです。

原作自体がおもしろいのですが、その面白さを損なわない菊池光の訳もお見事。結構前の小説ですが、未だに根強い人気があるのも頷けます。