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インターネットに武士道を

昨日紹介した「『へんな会社』のつくり方」の中で、はてなブックマークで起きたある事件のことが触れられていました。

はてなブックマークとは、オンライン上でブックマークを共有し、リンク先に簡単な属性付けとコメントを書き添えることで、インターネット上のホームページを整理していくサービスのこと。

ある事件というのは、「無断リンク禁止」と書かれたとあるページに対して、多くのユーザがこのはてなブックマークの仕組みを利用してリンクをはり、そのコメントに辛辣な意見が数多く並んだことで、このサイトが閉鎖されてしまったそうなのです。

はてなの近藤社長はこのことを「ネット上での弱いものいじめ」と言っていました。

これを読んで思い出したのが、「国家の品格」で書かれていた武士道精神の復活です。

卑怯なことをしてはいけない。弱いものいじめは卑怯だからしてはいけない。

インターネットの世界では、法律を犯さなければOK的なノリから、法律を犯していても「分からないからかまわない」「つかまらないからかまわない」というノリで、モラルが非常に低下している部分があります。

先に紹介した事件、いわゆる「晒し」とかもその一種。

こういうことをなくしていこうと思ったときに、ルールや規則で縛り付けると、結局その抜け穴を見つけられて、いたちごっこを繰り返すことになります。それよりも、もっとユーザの意識を高める方向で解決の糸口を探した方が、根本的な解決に繋がるように思います。

世界のインターネットユーザに武士道の精神が広がると良いなぁ。

おそらく現実味がおそろしくないお話ですが、もしこれが実現したら、東洋の島国である日本古来の精神がワールドワイドなインターネット上のスタンダードになるわけで。素敵なお話だと思いません?