会社の先輩からディック・フランシスの「奪回」を借りて読みました。
ディック・フランシスは1960~70年代に活躍した英国のミステリー作家。
元軍人であり、元障害馬の騎手であり、元新聞記者であった彼は、その経験を活かしたミステリ作家になります。特に競馬騎手時代の経験から、競馬を事件に絡めたミステリを何作か書き上げ、ディック・フランシスと言えば「競馬シリーズ」と言われるようになったとか。
僕が借りた「奪回」は、氏の中期の作品で、「競馬シリーズ」の中の一作。誘拐事件を専門に扱う会社の調査員が主人公で、誘拐される人物が競馬界に関係しているというストーリで、「競馬シリーズ」と言うには半ば強引な気もします。
昭和60年の初版本を借りたのですが、言葉遣いや時代背景が若干時代を感じさせるも、物語の骨格は今読んでも全く違和感はなく、素直に楽しめました。