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痔の話 ――― その2

昨日に引き続き痔の話。

昔から直腸周りのトラブルが多くて、大学の研究室に配属になった辺りからは、パソコン作業がたたってか、痔にみまわれてしまうことがよくありました。

大学生のとき、実験のため大阪から東京まで出張しなければならなくなって、お金がない大学生のことなので飛行機ではなく深夜バスを使って行くことになりました。

運悪く、このとき痔がかなり悪化していて、普通に座っているのも辛い状態。こんなんで深夜バスに乗ったらとんでもないことになるんじゃないかと思い、バスに乗る前に薬局で痔の薬を買うことにしました。

バス停近くの薬局に行って、ここで素直に「痔の薬ください」って言えば良かったんですが、レジの係が結構綺麗なお姉さんだったわけです。つい「なるべくスマートに買おう」なんて思っちゃいまして、口から出たのが、

「すみません。ベンザエースください」

という言葉。

ベンザエース。

はい、そうです。風邪薬です。超有名なやつ。風邪薬と言えばベンザエース。

でもね、このときは「ベンザ」って響きから「便座」が連想されて、確実に痔の薬だという確信が僕にはあったんですよ。

するとレジの女性は「散剤ですか? 錠剤ですか?」って聞くわけです。

そら聞きますよね、風邪薬なんですから。ここで気が付けば良かったんですが、アホな僕は「ん? 散剤? 塗り薬のことかな? ってことは錠剤ってのは座薬タイプのことか」と変な気遣いが入っちゃいまして、「錠剤で」なんて返事しちゃったんですよ。

したら、持ってきますわな、ベンザエースの錠剤。はい、ここで気が付いたんですよ。

「あ、俺、ベンザエースとボラギノールを間違ってる」って。

でもね、後戻りできないじゃないですか。ここまできたら。

ここで「あ、すんません、ボラギノールください」なんて言ったら、「この人、ベンザエースを便座エースって思ってたのね。ふふふ」と薬局の控え室での笑いモノにされちゃうじゃないですか。

ええ、買いましたよ。ベンザエース錠剤。

それから数時間、何の役にも立たないベンザエースの瓶を抱えながら、東京まで痔の痛みに耐え抜きました。

うら若き日の悲しい思い出です。

コメント (5)

岡村豊彦:

あのね、「ドルマイン」っていう薬がきくよ。なんで知ってるのかは聞かないで。

こないだ浜松町の貿易センタービルの
向かいのTomod'sに行ったら、
まんまとレジがキレイなおねえさんでさ~
すげぇその気持ちわかります。。

ちなみに俺の時は、勇気をふりしぼって"痔の薬ください"
って言ったらボラギノールが出てきて、
あぁ、やっぱこれがデファクトなのかぁ
とか思ってました。。。w

先輩・木下:

 面白い!
 笑わせていただきました。
 しかし,二日連続で「痔」の話とは・・・。
 明日は,「その3」があるのか!?
 

ISSY:

3部作の構想だったら、次が痔エンド、ですね。

痔の話って妙に食いつきが良いですね・・・。

>岡村さん
みんな陰で苦労しているんですね・・・。ドルマイン、今度試してみます。

>しのはら
職業病なのかなー。労災おりないもんかね。怪我じゃないからだめか。しかし、「痔の薬ください」と言えたその勇気には拍手をおくりたいです。

>木下さん
ありがとうございます。
予定はありませんでしが、たまたまネタが見つかったんでその3を書きました。

>ISSY
ってことで、その3で痔エンドだね。
うまいこと言うなぁ。